2015年09月04日
子供っぽい話し方からの脱却
こんにちは、高津和彦です。
ベストスピーカー/ベストプレゼン受講生から、よく聞かれること、
「私、話し方が幼稚だって言われるんですが、なぜなんでしょう?」
皆さんにも参考になるので、今回はこれについてお話します。
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セミナーの受講者で、子供っぽい話し方をする人が結構いる。
特に、学生や女性に多く見られる。
先日のセミナーでも、受講生が自己紹介で、開口一番ソプラノの通る声で、
「わたしは、内科医をぉ、していますぅ」
かわいい。
学生みたい、でもそんなにも若くはないぞ。
幼稚園の先生ならいいけど、医師という感じじゃないな。
声はこれほど一瞬にして、第一印象を相手に発信してしまうのだ。
会議でここ一番の発言する、役員面接を受ける、入札コンペに臨む、
そんな時、幼稚な声で話したらどうだろう?
説得力ある落ち着いた声こそが、ビジネスキャリアでは非常に要求される。
では、なぜ幼稚に聞こえるか。
いくつかの原因がある。
1−「声が高い」。キンキンした声と言ってもいいくらいの。
2−「なので」、「えっとぉ」、「えーと」で文を始める。
3−「〜をぉ」、「〜でぇ」など、文節ごと助詞が伸びて、その語尾が上がる。
4−文末、「ますぅ」「ですぅ」と母音が長く伸びる。
5−文中、名詞で文が切れて、間(マ)が空き、そのあと「が」や「を」や「で」などの助詞を取って付けて文を続ける。
例えば、「今年の売上、・・・(間)、は昨年対比30%の増加、・・・(間)、で今後の方向としては〜」
解決法。
ビデオに撮って客観的に分析し、直そうと「意識する」こと。
えーっ?それだけと思うかもしれないが、まず自己認識が最重要。
短期間に効果的に直したい人、ベストスピーカーに来て実地でトレーニングをして下さい。
posted by パブリックスピーキング・トレーナー高津和彦 at 00:00| 話し方
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