2015年02月13日
プレゼンで両手がふさがっている時は?
こんにちは、高津和彦です。
先月のメルマガで"プレゼン/スピーチ時の手振り身振りの重要性"を述べましたが、
受講生からそれに関連した意義深い質問を頂きました。
皆さんにも参考になると思うので、その内容を披露します。
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先日、ベストプレゼン受講の方から、以下のような非常に良い質問をもらった。
それはプレゼン時の手振り身振りについて。
要約すると、
「プレゼンをしている時、"右手は指し棒、左手はリモコン”と、両手が塞がってしまう状況になることがある。
その時に適切なジェスチャーの取り方はあるか?
例えば、リモコンを置いて片手だけジェスチャーすることも考えたが、
そうしてしまうとスライド切替えに時間を取ってしまう」という内容だった。
すばらしい!
まず習ったことを即実践してみたことが。
そして解決法を自分で考えてみたことが。
それでもさらに良くしたいと質問してきたことが。
この人は「会社中で一番プレゼンテーションがうまい人と言われるようになりたい」と授業の中でも表明していた。
きっとなってくれるでしょう。
で、その対処法。
両手がふさがったら何もできない。
が、伝えたいという気が上まわったら、少しでも動く。いや、動いてしまう。
その少しの動きでいいんだ。
しかし、それでももどかしさが出てくる。
もっと動きたい、伝えたいと。
そうすると、それが語気に出てくる、表情に出てくる、他の体の動きに出てくる。
それでリカバーできるんだ。
気を静めないようにしよう。
常にふつふつ湧き起るようにしよう。
最後に物理的な対処法を。
1−画面チェンジを誰かに任そう。つぎに行く合言葉、
合図を決めておいてできるだけ自然に次ページに移行する様に。
2−立ち位置を画面から近く、PCから近くにし、マウスに手がスッと届くようにする。
3−リモコンを目立たない、簡易で小さなものにする。
posted by パブリックスピーキング・トレーナー高津和彦 at 17:10| プレゼンテーション
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