2015年07月17日

あなたのスピーチがウケないわけ


こんにちは、高津和彦です。
最近、スピーチの個人レッスンで感じたことについてお話します。

********************************

ベストスピーカーの個人レッスンでは話す内容/原稿にまで踏み込んで指導する。
みんな、自分のスピーチが、なぜ伝わらないのか、感動させられないのか、
ウケないのか、その理由を知り、そして直したいからだ。

まず本人に実演してもらう。
そして僕が同じ話の筋でやり直して見本を見せる。

-------------------

ある団体の理事長。
記念式典でのスピーチを想定してトライ:

1−自分の長男5才、お泊り保育を嫌がるのに対し、
「行ったら良い事あるかもしれないから行け」と言ったら泣かれた。

2−それを、祖母が「行ったら、花火あるよ、皆と話せて楽しいよ」
と説得したら長男は行くと言ったという。

このことから自分自身を振り返って。

1’−理事長としての要求をみんなに頭ごなしに押し付けているかもしれない。

2’−一方、スタッフの皆さんは、きっちり具体例を挙げて顧客をフォーローし、
納得させてくれている。

だからこの組織は私だけでは成り立たない、皆さんの協力が今後も必要だ。

というストーリー。

-------------------

すばらしい!

こんなストーリーが瞬間に頭に浮かんでくるんだ、その理事長は。

なのに、彼がこのストーリ立てで自分で話してみた後、
僕が「出来はどうだった?」と聞くと、「う〜ん、もひとつ…」と言う。


で、僕がその同じ内容で見本を見せると、即「すばらしい!」と言われて拍手。

自画自賛じゃないよ!
あ、少しはあるかな(笑)

いつもだいたいそうだ。
僕がやると盛り上がる、すごいと言われる。


なぜなのか?

それは、僕は「これはすごいことなんだよ!拍手してよ!」って思って話すから。
それが言葉に、"熱"となって表れるのだ。


理事長「皆さんの今後の変わらないご協力をよろしくお願いします。」

僕「皆さんの協力が不可欠だ。これからも一緒になってXX会を発展させていこう!」

この差なんだ。
この言葉を発せられるかなんだ。
みんな、お決まりの、柔らかい、まるい、借りてきた言葉を持ってくる。

「これからもよろしくお願いします。」
「本当にありがとうございます。」
などなど。

それを、
「ずっと△△さんに期待してるっ!」
「いつも○○さんに心から感謝している!」
にしよう。

強く思えば、強く話せる。

----------------------------

以上、今回の話は終わりだけど、

一つ種明かし:

僕が有利なのは、上手いとその場で拍手されるのは、生徒さんの話を聞いて
あとでそれを「整理して、項目化して、その項目が見えるように話すから
分かりやすい」。つまり、後出しじゃんけんみたいなもの。

(例えば、話の中で1−、2−、1’−、2’−と番号付きでは言えない。が、
「それに引き替え」や「対比させると」という言葉をはさみ、解りやすく話すから)


ストーリーを考えながら、それを整理しながらの話は難しい。
それもいきなりで。

しかしそれにチャレンジしてくる受講生の皆さんは素晴らしい!
僕自身が、頭の下がる思いです。

しかし、人を感動させられれば、もっとあなたは素晴らしい。
人からスゴイ!と思われる。
あなたの株が上がる。

だからみんなに成功してもらいたいのだ!
posted by パブリックスピーキング・トレーナー高津和彦 at 00:00| スピーチ

■話し方セミナー / 【ベストスピーカー】 1日集中の少人数制講座/個人レッスン  東京・大阪・名古屋

■プレゼンテーションセミナー / 【ベストプレゼン】1日集中少人数制講座 東京・大阪・名古屋