2015年05月15日

人間力を高めよう


こんにちは、高津和彦です。

ゴールデンウィーク、ライフワークの街道歩き旅で遭遇した興味深い出来事の第2弾。
これは僕の鉄道好きから導かれた考察です。

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旅の2日目、福山では駅向かいの福山ニューキャッスルホテルに宿泊した。
単に駅近でうまい具合に空室があったから決めたのだが、これが好立地。

なぜかって。

それは部屋から、眼下に福山駅全体を見渡すことができるから。
鉄道好きの僕にとっては非常に嬉しい。


福山駅は3階構造で、最上階が新幹線のプラットフォーム。
のぞみ、ひかり、さくら、こだまが見放題です。
(興味のない人は全然興奮しないだろうけど)

飽きずに眺めていると、のぞみがやってくる。
あっという間に通過。

速い!
あんな速く移動する中にいる人、ひじ掛けに必死にしがみついて
いるんじゃないかと思わせるぐらいの速さ。

しかし、皆さんも経験あるように、車内は静かで普通に歩けて
PCで仕事もバンバンできるくらいの快適空間だ。

その中にいると、のぞみが目にもとまらぬ速さで走ってる、
そして、外から見ている人の前を通り過ぎて行ってる、
そんなこと、想像すらしない。

僕も、のぞみの通過を上から見るまで感じなかった。


こんなふうに、人は、自分が何かの環境に入り切ってしまうと、
外の様子がわからなくなってしまう状況になるんだ。

想像力劣化。
視野狭窄化。
感知能力低下。


だから常に廻りを客観視できる心を持とう。
違った角度から俯瞰できる目を養おう。
どう思われるかという想像力を持とう。
他の世界を教えてくれる人間関係を広げよう。


様々な思いが交錯する、のぞみ通過の"価値ある5秒間"だった。
posted by パブリックスピーキング・トレーナー高津和彦 at 00:00| 日記

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