こんにちは、高津和彦です。
教えていて毎回感じることですが、生徒さんから逆に教えられることが多々あります。
今回はそれについて話します。
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私は話し方を教えるプロではあるが。
ほんとうにいつも気づかされることがある。
先日も、「複数同時スピーチトレーニング」の時に。
このトレーニングは、一斉に複数の人が同時にスピーチして、それを聞く側の人たちが
拍手で評価するというもの。
話す側が、他のメンバーから突出しないと、聞く側にスピーカーとしてアピールできない。
いかに真剣に自分の話を相手に伝えたかが、スピーチ後の拍手の評価によって如実に分かる。
その中で。
Aさん。
声は出てる、姿勢くずれない、内容明瞭。
が、拍手、小。
Bさん。
声はそこそこ、姿勢グラグラ揺れる、内容まあまあ。何言ってるかは聞こえてこないけど。
が! 拍手、大!
えーっ!
なぜこうなるんだ!
なんでだ?
それは、
Aさんはジェスチャー小さく、手の動きが小さく肩幅内。
Bさんはジェスチャー大きく、のびやかで大きく自然!
気付きは。
ジェスチャーは、他の要素を凌駕する。
引き付けるスピーチで、大きな意味を持つんだ。
ベストスピーカーに不可欠の要素だ。
自然に手や身体が動くと魅了されるのです。
実践からわかった事実。
ぜひ実行してください。
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