こんにちは、高津和彦です。
指導していて、受講生から楽しい報告もいっぱいあります。
今回はそんなエピーソードをお話します。
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先日の、期間契約ベストスピーカー個人レッスンで。
最初、話を自分からリードできなかったAさん、数度のレッスンを経て、
表情に躍動感が見えてきて、話をつなげる臨機応変力もついてきた。
そこで表現の幅を広げるためのトレーニング、「小噺」を行う。
Aさんの"ツボ"にはまったのか、とても熱心に取り組んでくれるので、
僕も力が入り、桂福車師匠からの直伝の技を惜しみなく伝授。
その日の最後には、僕の前で完璧に演じられるまでになった。
思わず拍手が出てしまう!
「これ、早速、今日帰って家族に聞かせます!」
数日後のレッスンで開口一番、
「小噺、嫁も子供も、大笑いしてくれました!」
うまくいったんだ!
「帰りの車の中で、先生に言われたチェック点を忘れないよう、
運転しながら練習していて、家に着いたら嫁と子供が風呂に入っていた。
早くやらないと忘れてしまうと思って、
すぐに扉を開けて『今から小噺やる!』と言って、即やりました。
嫁は最初は何事かとあっけにとられていましたが、終わると同時に嫁も息子も大笑い!
先生、やりましたよ!」
風呂場の扉をいきなり開けて、"裸の観客"の前で小噺を演じる。
絵が浮かぶでしょう?
この情景のほうが笑える!
でも何より「よし絶対に笑わせるぞ!」、「即やるぞ」というやる気で
笑いを取ることができた。
それが結果を引き出したんだ。
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