今回は皆さんへの問題提起。
新年度を迎えるにあたって、
少し大きな視野で「自分自身の文化」について考えます。
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先日、友人と行きつけの居酒屋に飲みに行った。
腕のいい大将と気立ての良いおかみさんが仕切る、
安くて美味しいアットホームな雰囲気の店。
お気に入りの一店。
大人の店なのだが、珍しく隣の席に5つぐらいの女の子と赤ちゃん連れの家族が楽しそうに
食事をしている。
子供が騒ぐこともなく、我々も友人たちといつものように楽しく飲み、食べ、話に花が咲く。
ふと気が付くと、隣席はお勘定をして帰ろうとするところ。
驚いたことに、その女の子がお皿をテーブルの端に重ねる、
ふきんで卓上をきれいに拭く!
それが手馴れていて自然。
聞くと、その母親は店主の娘、5歳の女の子は孫だった。
家でも同じようにいつもしてるんだろうなぁ。
まさに「その家の文化」だ。
欧米では子供の頃から、ホームパーティで朗読したり、
歌ったり、楽器を演奏したりする。
みんな暖かく拍手で迎えてくれる。
それで子供はいい気になってまた次に何かしようと思うんだ。
それは大きくなった時、人前で何かするときの素地となっていく。
つまり「その人の文化」となるのだ。
あなたはそんな「自分の家の文化」を作ってますか?
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ところで。
僕のこれまでのベストスピーカー/ベストプレゼンを通じての教育経験―つまり、
幼稚園児から社会人に至るまでの―から感じていること。
子供は、ちょっと興味を持ったら、抵抗なくすぐやる。すぐに身につく。
青年は、興味を持って納得して、またはやらなければならないと思ってやる。
老年は、納得しても自我の邪魔が入る。また、なんでこんなことやるんだと素直になれない。
若いうちにやろう。
いや、訂正!
いつも心を若くしていよう!
思ったらスッとやろう。
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