2014年07月25日

言動は投影される


こんにちは、高津和彦です。

僕は授業の中で、よく「鏡理論」の話をします。
最近のセミナーでの質問に端を発した、
鏡理論の興味深いエピソードをお話しましょう。

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ベストスピーカーのセミナーで、いろいろな課題で、受講生がみんなの前で話す。
その時、緊張して話す人の話を聞いてると、聞き手も全員緊張している。
「前に出てあがって、場が凍りついてしまった。」と、よくみんなが言う状態。

逆の場面も思い出してみよう。
にこやかな人の話を聞いてる人は、みんな微笑んでいるでしょ?
笑ってる人を見ると、笑顔が移ってくるのだ。

つまりあなたの状態は「鏡」のように相手側に映される。
これを僕は「鏡理論」と呼んでいる。

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先日の授業で、
「商談の時、相手が友好的でなかったり無反応な場合、どう話を進めたらいいですか?」
という質問を受けた。

僕は「鏡理論」の話をした。
つまりその嫌な場の雰囲気を作り出しているのは、あなた自身ではないのかと。
そして、自分から友好的にどんどん仕掛けていくしかないと答えた。
だってその場の雰囲気を変えるには、自分から行動するしかないからだ。


この話をスタッフに言ったら同じような経験があると言う。
そのスタッフはウチに来る前、梱包資材のルートセールスをしていた人。
そして彼女はこんなエピソードを話してくれた。

得意先の担当者が代わったので挨拶を兼ねて訪問した。
その新担当は、最近の状況を聞いても、
「さあね〜」「ふ〜ん、そう」「どうかな?」などと言って、まともに答えてくれない。
まるで意地悪して困らせてやろうとするかのような応対。
しかし彼女はめげなかった。ずっと笑顔で話を続ける。

すると近くにいた先輩らしき人が、その担当者に、
「こんなに親切にいろいろ聞いてくれてるのにその言い方はないだろう。
ちゃんと答えないと、おまえが恥ずかしぞ。」
と注意してくれた。

彼女の熱意は周囲に投影され、その先輩をそう言わしめたのだ。

彼女曰く、
「相手がイヤでも、その時間、その場に、私は既にそこに居てしまっている。
そこでその嫌な状況を自分が放り出したら、誰が良い雰囲気にしてくれます?
できるのは私だけ。
それなら自分でがんばって、その場を居心地良く変えるしかないと思いました。」


結論:やり切るしかない!
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posted by パブリックスピーキング・トレーナー高津和彦 at 17:10| 話し方

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