僕自身もプレゼンテーションをしばしば行うのですが、その時に強く感じていること。
それは、質疑応答で相手に「なるほど」と思わせると、
あなたのプレゼンの質がぐっと高まるということです。
実際、先日ベストプレゼンを受講された方から、質疑応答に関して質問を頂き、回答しました。
このことは皆さんの参考になると思いますので、今回はそれを記します。
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[質問部分 抜粋]
昨日教えていただいた、外観の印象や声の印象だけでも
ずいぶんと対応力は上がったという実感はあります。
その上で、昨日の講義の最終に実践でやった
「厳しい質問に対する具体的な答え方」のポイントはどのようなところでしょうか?
[回答]
1-まず「ご質問ありがとうございます」の感謝の気持ちを持つ。
そして実際にそう言う。
2-まず、自己肯定を端的に言う。
自分に対して否定的な質問であれば、肯定的な視点から見る。
肯定的なポイントに具体的に言及し希望を示す。自己努力を示す。
決して言葉を濁さない。「え〜」「あの〜」「ま、そういった〜」「思ってはいますが〜」などは減点となる。
3−相手に対する肯定も忘れない。
「しかしながら、おっしゃるxxも無いわけではありません。
事実〜も起こっています」と、相手を立てる。
4−まとめは自己肯定で終わる。
「全体として〜は〜だと言うことができます」というふうに。
自分に対して肯定的な相手でも、敵対的な相手でも、
言い方で手法で差をつけずに誠実に対応する。良くも悪くも深く感情的にならない。
すなわち;
揺るがない自分を見せる >>> 相手に尊厳を感じさせる >>> 相手から信頼される
になります。
拍手のもらえるプレゼンター目指して、がんばってください!
タグ:質疑応答
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