2014年03月03日

上を目指す

こんにちは。高津和彦です。
近頃、昇進・昇格・選考会などの対策として受講される方が非常に増えています。
指導後「合格しました!」との報告は、本人以上に、教えた者として本当に嬉しい。
今回はその合格の必要条件についてお話しします。

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多くの人が上を目指してベストスピーカー・ベストプレゼンの門戸をたたかれる。

 教授選考試験で採用を勝ち取る。

 学部長選挙に勝つ。

 取締役選考で勝ち残る。

 昇進・昇格審査の面接に通る。

 就職面接に合格する。


これらすべて、人前で話し、またはプレゼンをし、正の評価を得なければならない。
そのための必須条件について考えた。そのメカニズム、何が必要かを。

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1.思うこと。「上に行ってやる」と。
まずはこれがスタートです。
あたりまえ? いや、そうじゃない人が多くいる。言葉をきけば分かる。
「いければと思います」「いければいいなと〜」「だめかもしれませんが」。
これらは「思う」には含まれない。

2.思われること。人から端的に。「この人なら上に行けると」。
いつでも、どこでも、誰からでも。すぐに。
長く付き合ってみると実はデキる人なんだよね、ではダメです。

3.そのために必要なことを実行すること。
「外観」を整え、「話し」で説得でき、
「内容」で納得させる(メラビアン博士の人の印象の分析の要素より)。

4.その「実行した結果」が、人から見て審査基準を上回ること。
骨子は簡単だ。
でも人が落ちてしまうのはなぜなんだろう。それは3ができていないからなんだ。

まず鏡の前に立って自分を見て「この人はパッと見、教授にふさわしい?」と自身に問うてみる。
背じゃない、体格じゃない。姿勢だ。表情だ。服装だ。

つぎに話し方だ。これで決まる。東京オリンピックもプレゼンで決まったように。
最後は書類審査じゃないんだ。 「思い」が審査されるんだ。
それはあなたの心にマイクロスコープを通して顕微鏡で見るのではない。
あなたの「話し」を聞いて心を審査するんだ。

そして「内容」。内容があるよう思われるように戦略を立てて話すのだ。
内容が「無いよう」に聞こえてはダメなのだ。話し方で「有るよう」に思われないと。


まとめると、
1-自分が思うこと、
2-その能力をつけること、
3-人から思われること。

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この2-の能力の「必須要件」が話すこと、そしてこれこそが僕の専門分野なのだ。
僕自身はそのために、「この先生から教えてもらったら、きっと通るに違いない」と思われるような
外観、言動、 頭の内容と心の持ち方、これらを継続・発展できるよう日々切磋琢磨している。
それが以心伝心、紹介、ホームページ、著書、記事を多くの方がご覧になって受講に来られる。
有難いことだ。

だから僕はいつも「絶対に通ってもらう!」と固く心に誓って指導する。
そして「しっかりと自分の思ってることを言えました!」とみんな言ってくれるのだ。
このことばがまた僕の原動力となっていく。
タグ:昇進
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