2014年02月17日

名刺でチャンスを活かす(1)

こんにちは、高津和彦です。
商談などで名刺交換はあたりまえですが、そうじゃない時、どうしていますか?
例えば、ベストスピーカーやベストプレゼンのセミナー受講の時。
仕事じゃないから・商談じゃないから、と名刺入れを置いてきていませんか?

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昔のビジネスの世界では、名刺交換は当たり前だった。
「名刺交換」という熟語がちゃんとあるし、
それに対して一方的動作の「名刺提出」という熟語は一般には無い。

そして今それがどうなっているかというと、
なかなか名刺を自分から出さない。
(これはかなり欧米流に近づいてきた)

その背景・経緯として、
[ 昔 ]
・文字通り、交換するのが当たり前だということ。
・昔はけっこう軽く名刺を出し合っていた。
・だいたい入社と同時に会社が名刺を作ってくれた。

[ 今 ]
・社員が区分化され、名刺を持たない社員も出てきた。
・女性に持たせないという会社は依然 多数ある。


ここで、問題は「受け取っても自分は出さない」ことだ。
その背景にあるのは「自分を秘匿する」ということなのだ。

僕はベストスピーカー/ベストプレゼンを受講される人にはいつも言う。
一般の、人にリードされるに任す側の人ならともかく、
人をリードしていこうという人、つまりスピーチやプレゼンをする人は
自己をまず開示しなけりゃいけないと。
それが「引き付けるプレゼン」への一番の近道だからだ。

誰だかわからない人の話には、人は耳を傾けない。
だから早い段階で、どこの/何をしている/誰か、を開示しようと
僕は受講生みんなに言っている。

人に興味が持てない人、
興味があっても自分を明かさない人、
聞くだけ聞いても自分のことは言わない人、
名刺をもらっても自分は出さない人、
持ち歩かない人、
持っていない人、

そういう人が、自分の都合のいい時だけスピーチやプレゼンをして
人を惹きつけられるわけがない。
タグ:第一印象
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posted by パブリックスピーキング・トレーナー高津和彦 at 00:00| コミュニケーション

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