と、ふと僕が思っていたときに、当意即妙に読者の方から質問がありました。
「今まで人と上手く話せないのは人見知りだからと済ませていたんですが、
最近自分に会話力が無いせいだからだと気付いて、何とか人並みに会話を
楽しもうと思うのですが、友達との会話でも気まずい沈黙が続くことがあり凹んでいます。
先生のように会話を楽しみ、人を楽しませることはできるんでしょうか?」
ところがすごいことに、この人は自分で問題を既にちゃ〜んと分析しているのです!
(勝手に解決しないで〜、僕の仕事がなくなる!)
書かれているのが―
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(1)元々聞き役ですが「聞くこと」しかしていなくて、自分から会話を広げられない
(2)自分の一方的な受け身体制の中でだいぶ甘えていた
(3)話題が浮かばな過ぎて、自分の興味のないことまで何でも疑問形で聞いてしまい、
その答えに「ふ〜ん」「〜やね」「〜なん?」と、興味ないから素っ気なく返してしまう
(4)「話題がないときは見たままを話せ」と本にはよく書いてあるが、
本当に見たまま(「人多いなぁ」など)しか言えないので独り言のようになる
(5)「見たまま+ちょっとしたコメント」を言うのがすごく苦手。
(6)母に相談すると、読書で日本語力がつくと言われた
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ということです。
で、今回は多くの日本人が悩んでいる「会話力」について科学的に解説しよう。
まず、(1)の「聞くことしかしていなくて自分から会話を広げられない」について。
【コメント】
聞くという姿勢も非常に大事です。
それがあるからこそ相手が話してくれる。
しかし、話が行き詰った/終わった/相手があなたの反応に納得してない、
こんな時にはあなたから新しい展開をしなければならない。
待ちの姿勢だけではだめなのです。
新たな知識、提案、勇気付けなど、相手に興味が湧いてくればまた会話が発展していく。
聞く姿勢もいいけど、いつでも何か自分から何かいえるという
「積極性」がどこかになければ会話は発展しません。
ほとんど聞く姿勢でいてもいいけど要所要所でキラッと輝く一言が出せたら最高。
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