2014年01月31日

映画「英国王のスピーチ」

この映画は、英国王ジョージ6世の御世 ―第2次世界大戦前後― の実話。


吃音症(どもり)のジョージ6世が、
スピーチセラピスト-ライオネル・ローグと共に挑んだその矯正過程を描いている。
数々の賞を獲得していることが示すように、感動的な映画である。

王にとっては避けて通ることのできないスピーチ、
それに対して致命的な障害ともいえる吃音症。
それを矯正していくという過程に深い興味を持った。

それはスピーチトレーナーである僕が、
スピーチセラピスト ローグと同業の士だということが大いにある。

しかし、スピーチセラピストとスピーチトレーナーは違う。

その根本的な違いは:

セラピストは
話すことにおいての身体的機能の障害を改善するために、役務を提供する。

それに対し、トレーナーは
話すことについて必要とされる特別な技術や行動を、指導・実践を通じて付与していく。


つまり、セラピストの対象者は「話す機能に障害のある人」なのに対し、
トレーナーの場合は、機能障害ではなく
「心理的に劣っている」とか「もっと向上したいと感じている」人である。

だから、僕よりももっと深いところで、この障害克服に対して挑むローグに興味を持ったのだ。


そして、映画の結末は…。

結論を先に言え!と日頃指導しているから、ここで言うが―。
(これから映画を観て感動したいという人、知りたくないという人はここで即、中断して先に行かないように!)


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国王は、オーストラリア出身の平民 ローグとの葛藤と
課される過激なトレーニングを乗り越え、
ついにはBBCラジオを通じ英国がドイツに対して宣戦布告をする
(そうして第2次世界大戦が始まる)。

そのスピーチを成功裏に終え、周りの人々から賞賛の拍手を浴び、
国民の士気を高めるというところでストーリーは終わる。


この王の吃音症に果敢に挑戦しスピーチを成功させるまでの、
2人の様々な取り組みについて、スピーチという観点から分析・コメントしようと思う。


それはまた次回に―。
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posted by パブリックスピーキング・トレーナー高津和彦 at 00:00| スピーチ

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