2014年01月14日

個人情報の過保護

こんにちは。高津です。

前回、少し触れましたが、警戒心の強い人、増えています。
こんなご時世だから仕方ないといえばそうなんですが、
個人情報を頑なに言うまいとする人が、多くなりました。


「どんなお仕事をされてるんですか?」と聞いただけで
「え。なんでそんなこと聞くの?」って顔になって
「まぁ、○○関係の某企業です」と濁すなら、まだマシな方。
「別にいいじゃないですか」なんて言われることもあります。

社員ID聞いたりしないし、職場たずねていったりしないから。
ほんと、話のきっかけだけなんですって。

もし、警察とかマルサとか、聞かれて困るんなら
「職務上、あまり詳しくはお話できないんですよ〜」と言えばいい。
そうすれば、仕事のことはそれ以上、追究しません。
想像たくましく、潜入捜査官とか科学者とか勝手に思っておきます。


でも、隠す必要のないことまで嫌がるのは、どうなんでしょう。
出身地や趣味を聞いても「別にいいじゃないですか」と言うと、
かえっていろいろ、変な想像をされてしまうかもしれません(笑)


人とコミュニケーションしたい時に、必要以上に自分を隠してはダメ。


どんどん、自分のことを話してみて下さい。
逆に、話題として自分の情報をいろいろ出せば、
職業は? 年齢は? ご家族は? と紋切り型の質問は
されないようになるはずです。


自分の好きな映画。最近読んだ本。いつも乗っている電車。
マイブームな健康法。よく通っている店。気になっているニュース。
子供の頃に見ていたテレビ。その他いろいろ、何でもいいんです。
話せる自分のことは、無限にあります。

自分についての情報を出す人は、相手に安心感を与えます。
興味を持たれます。
コミュニケーションのスタートが、非常にスムーズになります。

SNSやブログでも同じことが言えますが、
プロフィールに何も自分の情報を書いていない人と、
交流したい気持ちがわいてきますか?

ちょっと古いですが、釣書に「男」とか「女」しか書いてなかったら
写真がよくても、お見合いしたいとは思わないですよね?


人と仲良くなりたい、と思うなら。
個人情報の過保護はやめて、どんどん外へ出しましょう。
タグ:自己開示
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posted by パブリックスピーキング・トレーナー高津和彦 at 00:00| コミュニケーション

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