2014年01月08日

コミュニケーションは待っていても始まらない

ベストスピーカーの高津です。こんにちは。
今日は、僕が聴きに行った講演のいい話。

その講演者は、上方落語界の中村橋之助とあだ名される林家染二さん。
知らない人でも顔を見りゃ分かります。
上方落語の重鎮・林家染丸の一番弟子で、2004年上方お笑い大賞の
金賞を受賞された方です。

講演の内容はもちろんよかったのですが、印象深かったのは、その後。

ふつう講演後の懇親会と言えば、講演者の先生が主賓の位置に座り、
まあちょっと前で軽くスピーチをして、参加者は遠くからそれを眺め、
それぞれのテーブルの人同志で歓談するのが普通。
積極果敢な人なら講演者のテーブルまで話しに行って名刺交換したり
するかもしれませんけど。
でも、ほとんどの人にとって「遠くの人」のまま、お開きを迎えます。


ところが。
林家染二さんは違った。


まるで結婚式の新郎の父のごとく、ビール瓶を片手に全テーブル1つ1つを回って
「今日はありがとうございました!」と参加者全員に声をかけるのです。
(6テーブル、50人くらい!)
染二さんとの距離が、グッと近くなりました!(ほんとは、立場的には、
講演していただいた我々から染二さんへ行くべきなんです!)

われわれ参加者にとっては、講演者に直接感想を伝えられる機会。
遠くの壇上の人と、お話できるまたとないチャンスです。


でも染二さんの方は、もっとメリットがあったのではないでしょうか。

まず、この行動によって、親しみやすい人柄が伝わる。応援したくなる。
いっぺんに、熱心なファンを増やしたわけです。

そして、講演を聴いた人の感想・意見を直接聞くことで、勉強になる。
また、今後の励みにもなる。
直に表情を見ながらなので、この効果はとても大きい。

会場全体の空気も、とても和やかなものになって
この講演会・懇親会は、いい印象とともに参加者の記憶に残る。
なので、参加した人はきっと「あの講演会よかったよ!」と誰かに
話したくなる、というすごいメリットもあるのです。

ほら、現に今、僕がこうしてみんなに言ってるみたいに!
絶対、みんな、いつかどこかでこの染二さんのこのことを話すと思う。

こんな風に、自分からアクションを起こすのと起こさないのとでは
得るものがとても違うということ、わかってもらえたでしょうか?


長い人生の中で、自分からアクションを起こし続ける人と
そうでない人の差は、どんどん開いていきます。
誰かが、向こうから来てくれるのを期待しているだけではダメ。
相手が、自分に話しかけてくれるのをただ待っていてはダメなんです。

先日、ベストスピーカーのサイトにアップしたコラムにも書いたことですが、
みんなも、ぜひ覚えていて下さい。


人と人とのコミュニケーションは
『始まる』んじゃなくて、『始める』んだ!


ベストスピーカー修了生なら、ちょっと意識するだけで
すぐできるよね?
では今日も、いい声でどんどん人に話しかけてみて!
タグ:講師 講演
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posted by パブリックスピーキング・トレーナー高津和彦 at 00:00| コミュニケーション

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