2014年01月05日

内容と表現、どっちが重要?

ベストスピーカーの高津です。こんにちは。

以前、メルマガの中で、
「演じる落語家によって、同じ噺が
おもしろくなったり、全くつまらなくなったりする」と書きました。

落語というのは、ある意味、究極のプレゼン。
内容は商品やサービスの説明ではないけれど、
まず相手をつかんで話に引き込み、自然と、一言一句聞き逃すまい、
一挙手一投足見逃すまい、という気持ちにさせなければ負け
という点ではプレゼンと全く同じです。
最初にひきつけられなければ、途中で飽きられてしまったら
噺(はなし)を伝えることはできなくなってしまうのです。

さて、ここでちょっと考えてみて下さい。
話の内容と、話し方(=表現)では、どちらが重要なのでしょう?

僕はいつも、「まずは、話し方が大事だよ」と皆さんに言っています。
落語の話をしたのは、これをわかって欲しかったから。

なぜなら、落語というのは多少のアレンジこそあれ、
誰が演じても内容は一言一句ほぼ同じ、セリフもオチも同じです。
ちょっと有名な噺なら、知ってる人も多くて、目新しさもありません。
なのに、話し出した途端ぐいぐい引き込まれたり、セリフが
わかっているのに笑ってしまったりする…不思議ですよね?
反対に、話し手によってはおもしろくも何ともないこともあります。

皆さんがプレゼンする商品やサービスは
想像できないほど画期的な発明・革新的な技術・斬新なデザインですか?
たぶん、そんなことはないでしょう。
他社よりちょっといいところがあったり、少し新しいアイデアが
付け加えられていたり…ほとんどが想定内のものだと思います。
目からウロコが1ダースほどボロボロボロッと落ちるようなモノは
そうそう創り出せるものではありませんし、
そんな考えもつかないものは、なかなか受け入れられないもの――
むしろ「あ、なるほど、わかるわかる」というところがなければ
落語も企画もサービスも、いい内容とは言えません。

競合相手は皆どんぐりの背比べ、だから必死にプレゼンするんです。

誤解しないで欲しいのですが、
内容はどうでもいいと言っているのではありません。

「まずは、話し方」です。
聞き手を引き込めなければ、”いいところ”を伝えるチャンスさえ
もらえないんだよ、ということに気づいて欲しい。
(いわゆるプレゼンだけでなく、あなたの”いいところ”も同じ!)
これに気づきさえすれば、話し方は少しのトレーニングでぐんと
スキルアップできるんだから、チャンスはたくさんある、ってこと。

大切なのは、話し方(=表現)と、伝えようとする熱意。
そして土俵に上がってはじめて、内容が重要になってくる。

皆さんも、プレゼンに限らず
いろんなチャンス・可能性を拡げるために
どんどん「話し方」を磨いて下さい!
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posted by パブリックスピーキング・トレーナー高津和彦 at 00:00| プレゼンテーション

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