2016年07月08日

「人前でウケる」の構造


こんにちは、高津和彦です。

人前に立って「良かった!」と言われたい。それはスピーチをする人、みんなが思うことです。
今回はその"ウケる"という現象を分析をします。

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人前で話す、演じる、歌う、楽器演奏する、そんな機会が僕にはよくある。
自分でその場を作って、または人に作ってもらって、そこで僕は人から見られる。

そんな時は常に、「絶対ウケてやろう!」という気で人前に立つ。
そうできないのは、「"高津和彦"の名折れ」と思っているから。

先日、ピアニストはじめ音楽家の集まりで、ラウンジバーでピアノを弾いた。
そしてみんなから賞賛の声を頂きました。
面目躍如、成功!

その時、「ウケたか」「ウケなかったか」の違いが明確に分析できたので、
ここで皆さんとシェアしたい。

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A.「ウケる」と;

1.演奏が終わったら即、拍手が来る。
これで終わるよ〜というのが分かると、聴いてる人は、もう拍手をしようと
待ち構えていて、てのひらを胸の前で用意している。

2.演奏中(ピアノの弾き語りをしたのだが)、こちらにしっかり
視線を集中してきている。

3.ステージのスポットライトが演者にしっかり当たるよう、
演奏中であっても、わざわざ店のスタッフが調整しにくる。

4.演奏が終わって、すぐに聴衆からコメントや感想が飛んでくる。

5.「次、私にこれ弾いて!」って、即、リクエストが来る。

6.好意的なコメントが出て来る。
例:リクエストを弾いた後、「初見だから完璧じゃなくってごめんね」
と言うと、「初見でこれだけ弾けたらすごい」って言われる。
続けてもう1曲弾くと、「初見で、このコードが出せるのはすごい!」
(実はその曲は初見じゃないが、さっきの"初見ですごい!"が刷り込まれている)

7.次のライブ日程や関連情報をスタッフが言いに来る。


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B.「ウケない」とどうなるか(上記番号に呼応して記すと);

1.演奏終わって、間があって、拍手がフワ〜っとくる。
お座なりの拍手。または無い。または演奏が終わったことにも気づかず。

2.演奏中、話される。ラウンジでの演奏は話されて当たり前。
(クラシック演奏会と違って、お客様の好意と常識に任されるのです)

3.問題なく演奏していれば、店のスタッフはそれ以上は関知しない。

4.演奏が終わっても、終わらなくっても、お客様は特には自分のこととして関知しない。

5.リクエスト、来るわけない。

6.コメント、無い。
ヘタであっても「下手だ!」とは言われませんから安心して。

7.次の日程。
お金を払う"聞き手"としてなら言われるが、"弾き手"としては…。

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僕にもかつてウケない、そんな時があった。
♪「そんな〜時代も〜あーったねと〜」♪(「時代」中島みゆき)

それが今回称賛を浴びて、その差がくっきり浮かび上がって見えたのです。


この上記の「演奏」を、「スピーチ」や「プレゼン」に置き換えてみよう。
1−7の分析事項は、100%、全部適用できます。


しかし、ここで大事なことは。
いきなり最初からすべて上記、Aにはなるわけない。
Bを経てAになるのです。

がんばりましょう!


余談ですが。
僕のトロンボーン演奏、まだB以前。
人前に立つというところまでも行っていません。

でも。
これからが楽しい挑戦です!

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posted by パブリックスピーキング・トレーナー高津和彦 at 17:10| 印象に残る要素

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