2015年05月08日

最強・最短のコミニュにケーション

こんにちは、高津和彦です。

ゴールデンウィークは、ライフワークの街道歩きをしました。
今回は倉敷から東広島までの約120キロの旅。
歩くということは、車などと比較し、移動効率的には格段に悪い。
が、ゆったりした時の中で、人との交流密度は非常に高くなります。

そんな中で、いくつものたいへん興味深い出来事に遭遇しました。
それを数回にわたってお話しします。

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倉敷市、清音駅を過ぎたあたりから、「こんにちは!」と言って、道行く人がすれ違いざまに声をかけていく。
子供からお年寄りまで。道沿いで農作業をしている人、自転車で通り過ぎる人も。
ちょっと目が合うと必ずといっていいほど。

せっかくだから、
「○○まではどれくらいですかね〜?」などと問いかける。
「どこから来られたの?}
「大阪からなんです。でも今日は福山まで歩いて行くんです。」
「ええっ、すごいね〜!!頑張って行きなさいね。」
と、楽しく会話が弾む。
見知らぬ人とあっという間に距離が縮まる。


そんなこんなで、いろいろな人と話すうちに、
「なぜ、みんな、挨拶するんだろう?」
という疑問がわいてくる。

そこで、挨拶して通り過ぎようとした大学生ふうの男性にすぐさま質問した。
「ここの人はみんな挨拶しますよね、それはどうして?」
「学校で、挨拶するようにと言われました。社会に出てからも役に立つからって。」
「へぇ〜。じゃ、先生も自分でも挨拶してる?」
「はい、みんなされてます。」
「そうか先生が率先して挨拶するんだ!それはいいね。」
「僕も社会人になって役立ってるから、挨拶できるのは良かったと思います。」


瞬間に人との距離をなくする。
それが「挨拶」。

やはり「あいさつ」は、最強・最短のコミュニケーションなんだ。

「挨拶すると犯罪率が下がる」というのは本当だ。
悪いヤツでも挨拶されると、ここでは止めておこう…って思ってしまいますよね。


僕も旅先のホテルで朝食を食べに行くときなど、目が合えばパッと「おはようございます」と言うことにしてる。
たいてい返ってくる。
返ってこないと気まずいかもしれない。
でも返さなかった相手はそんな自分をもっと気まずく思っている。
あなたは相手の上を行っているだけなんだ。


ちょっと勇気を出して挨拶しよう。
皆さん、一度やってみてください。
posted by パブリックスピーキング・トレーナー高津和彦 at 00:00| コミュニケーション

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